突然ですがみなさんは「早食い」ですか??
なんとなく「早食いは良くない」ということは聞いたことがあるかもしれません。ガツガツ食べるのは上品じゃないということだけではなく、体にもよくないんです!
実は腸活にも密接に関係しています。
早食いがダメな4つの理由
では具体的に「早食い」がどのように体によくないのかを解説していきます。
胃腸に負担がかかる
よく噛まずに食べると、分解・消化吸収を助ける消化酵素が含まれる唾液の分泌量が減ります。
食べ物が十分に咀嚼されていない状態で胃に入り、腸へと送られるため、胃腸は消化・吸収するのにより多く働かなければならないので負担がかかります。
虫歯になりやすい
唾液の中には口の中の細菌を洗い流す「自浄作用」と呼ばれる力がありますが、唾液分泌が少なければ当然、その力が弱くなり、口臭の原因や虫歯、歯周病になりやすくなります。
脳の働きが鈍くなる
よく噛むことは脳を活性化させますが、早食いであまり噛まない場合は脳の働きが鈍くなる可能性が高まります。
太りやすくなる
「早食いは太る」という言葉を聞いたことがありますか?
脳が満腹感を覚えるまでには一定の時間を要するため、咀嚼回数が少ない早食いでは満腹感を得られるまでに摂取する量(カロリー)が必然的に多くなり、太りやすくなります。
早食いを防止するための方法4つ
癖で早食いな方、忙しくてついつい早食いになってしまう方も多いかと思います。
それでは、少しずつでも早食いの癖を治していきませんか?
おすすめの方法を4つ紹介します!
食物繊維の豊富な食品や噛みごたえのあるものを食べる
根菜類(ごぼうやレンコンなど)、さつまいも、キノコ類などの食物繊維の豊富なものや、タコやイカなど何度も咀嚼しないといけないものは、自然と咀嚼回数が増えて早食い防止につながります。
調理を工夫する
食材は大きく厚めに切り、噛みごたえのある状態にする。
一口で30回噛む
厳密に回数を決めなくても良いですが、出来るだけ今までより多く噛むことを意識する。
一口ごとにお箸を置く
噛んでる側からお箸を伸ばさないように、一旦お箸を置いて味わうことに集中する。
まとめ
日々、時間に追われている現代人は、噛むことが減っていると思います。
食事の時ぐらいは、少しゆっくりと時間を取って、よく噛んで味わいましょう。